マクロビオティックの歴史
マクロビオティックって、最近はやってますか?
アメリカのセレブや要人が取り入れているっていう食事だけど、どうなのよ?
でもね、マクロビオティックといっても、元は玄米正食なんだから。マクロビオティックって逆輸入された言葉なのよね。
マクロビオティックは macrobiotique
フランス語よね。語尾はque
英語だと、マクロバイオティクス macrobiotics
日本語は、「玄米正食」。「食養」って言ってた時期もあるみたい。
もういっかい言うけど、発祥は日本なんだから。
セレブでおしゃれって感じだけど、ルーツは日本の伝統料理。
アメリカで日本食が見直されて久しいけど、それを体系付けて理論的にうまく浸透させていったのが、久司道夫さん。
脂肪が多く高カロリーのアメリカの食事を見直すために、注目されたのが日本の「玄米正食」。
久司さんが60年前にアメリカに渡った頃は、日本のそのままの料理を出していたけど、アメリカ人には塩辛かったみたい。
もともと肉は塩が多いし、肉食の人は、肉の塩分がカラダに溜まっているから、塩をあまり受け付けないのよね。
だから、初めは受け入れられなかった。
でも、だんだんアメリカ人の体質に合わせて、塩分を控えめに、油分も控えめにすることで、受け入れ始めたんです。
そしてマクロビオティックは、全米科学アカデミーとアメリカガン協会発表のガイドラインを満たす「ガンにかかりにく食事」にあげられています。
そして60年後。
日本に逆輸入されたってわけ。